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第二回Functional Test Workshopの成果

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Agile Alliance Functional Test Workshopの2回目がアジャイル2008のプレコンファレンスとして開催された。それは一連のオープンスペースセッションとしてJeff Paton氏が中心となって実施された。このワークショップの第一の目的は、最先端の進歩について討論し、自動化機能テストツールの今後の可能性を思い描 くことであった。

その目的に応えて、グループはオープンスペースセッションに向けさまざまなリストを作成した。

  • Narrative Testingその意味と役目
  • 承認が先の開発はなぜ、うまくいかなかったのか
  • テスト対仕様 - 記述しているとはどういうことか?
  • ツールクリアリングハウス?なぜそんなに多くのツールがあるのか?
  • ユーザが理解可能なテスト対プログラミングの力
  • HTML:理想的なテストDSLもしくは嫌悪?

昼食後、グループは「Futurespective」を実施した。それは将来に対して「レトロスペクティブな見方である。その目標は、来年実現したいこと を特定することであった。いくつか大きな必要性を発見し、その中には、機能テストにおける現在のベストプラクティスおよびテストフレームワーク(テストを 実行し報告するツール)とドライバー(テスト環境下のシステムの言語にテストを変換する責任のあるツール)の相違を説明している記事があった。

「承認が先の開発はなぜ、うまくいかなかったのか」(リンク)の題目については以下のとおりである。

プログラマ

  • UTDD (Unit Test Driven Development)から得られる面白み /時期/ 強み がなかった。
  • tテストの範囲と歩調に違いがある。 (「歩調」はキーワードとなった。)
  • 多くの時間と労力を要する修正の記述、しかし「実際のプログラミング」ほど価値があるとは感じない。

ビジネスパーソン

  • ATDD (Acceptance Test Driven Development)から得られる価値(もしくはROI)がない。
  • 正確に作業することに慣れていない。
  • 時間がない。
  • 例より規則を好む。

ツールのセッションはAgile Functional Test Tools(リンク)のクリアリングハウスを構築することで合意した。数多くある属性の中で、グループは特定の属性によってツールを特徴付けることに決めた。

  • テストインプットフォーマット(XML、HTML、Java、Groovy、Vendor Script)
  • ドメイン固有言語の記述サポート
  • テスト対象:Windowsアプリケーション、ブラウザベース、WinForms、Eclipseリッチクライアント

ツールを分類する作業が始まったところである。

セッションの追加ノート:Tests vs. Specifications/Requirements(リンク)、Tests vs. Examples(リンク)、Narrative Testing(リンク)および写真(リンク)が利用可能である。最後にMike Debbo氏はAA-FTT 2008 workshop redux、パート1(リンク)およびパート2(リンク)を発表した。

以前のInfoQの記事:ワークショップの発表(参考記事)および昨年のワークショップ:「次世代の機能テスト」(参考記事)

原文はこちらです:   http://www.infoq.com/news/2008/08/functional_test_results

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